いつもこの時期になると・・・・思い出す言葉がある。
「雪山の寒苦鳥」・・・せっせんのかんくちょう
ずうーと、昔に聞ていた言葉です。
でも、仏法用語ですので、漢字も変換できません。
ゆきやまの。さむい。くるしい。とり。
これを打ち込んでいて、この言葉の意味の深さを改めて知りました。
なんでも、切羽詰まらないと出来ない私の性格の戒めです。
初心を忘れず、最後までやり通す持続の決意。
ブロ友さんが、「早速、冬物衣類を出しまた」と・・・・
寒さに弱い私なのに、寒苦鳥のようにただ嘆き苦しむ自分。。
さぁ~。明日から頑張ろう~。明日から~。
よくも、まぁ~60数年。
「明日から~」で、月日が過ぎてきたもんだ~。 反省。
【ネット・高校生ブログより】
ヒマラヤといえば高度8000メートル級の山々がそびえている。
このヒマラヤの気温は昼間は5℃から8℃、夜は-10℃から-16℃と寒暖の差が厳しい。
こういった厳しい環境の中でも生息する生物が存在する。それは、雷鳥(らいちょう)の
一種で、中国人は雪山寒苦鳥(せっせんのかんくちょう)と呼んでいる。漢字を見ただけ
でも、なにやら貧乏臭い名前の鳥である。どうしてこんなに貧乏臭い名前が付けられたの
であろうか。
この鳥は、必ずツガイ(夫婦)で行動することでも知られている。なにせ、雷鳥の一種
であるから、寒さにも強くヒマラヤのような8000メートル級の山脈でも極寒に耐えて
生きていけるのである。しかし、ものには限度いうものがある。いくら雷鳥の一種といえど
夜の零下16℃クラスにもなると、その寒さに我慢できなくなって雌の雷鳥が雄の雷鳥を
クチバシで突きながら、「なんで、あんたは巣を作らないのよ。その御陰で寒くて寒くて
私凍えそう。このろくでなし!」と言わんばかりに責立てるらしい。責立てられた雷鳥は
「本当に、巣さへあればこんな寒い思いをしなくてすんだのに・・。」「明日、日が昇っ
ら、夜の寒さに備えて必ず巣を作ろう!」と決意するわけです。
しかし、8000メートルにもなると雲は常に遥か下のほうに存在するわけで、日が昇ると
見渡す限り青空が広がっている。昼間は夜と打って変わって、直射日光が雷鳥達を暖かく
照らし、ポカポカしているのである。この陽気の良さに雷鳥たちは夜の極寒地獄を忘れて
しまい、巣を作ることもせず、のんびりと日向ぼっこに明け暮れるのである。そしてまた
寒い夜がやってくると、前日の夜同様、雌が雄を責立てるのである。「どうして、昼間の
うちに巣を作らなかったのよ。御陰で今夜も寒くて寒くて・・・。この役立たず!!」と。
そこで、雄はまた明日こそは昼間のうちに巣を作らねばと決意しなおすのである。しかし
これら雷鳥夫婦は決意はするが、昼になると仲良く日向ぼっこを繰り返すだけなのである。
結局、この夫婦は死ぬまで巣を作ることなく、夜になれば、雪の山の中で寒くて苦しい
寒くて苦しいを連呼しながら、その生涯を終えていくのだそうな。私は『雪山寒苦鳥』に
だけはなりたくないと毎日自分を戒めています。何かことをなそうとするのなら・・・
決意を忘れず、すぐ実行に移すことです。これは受験というよりは人生で勝利をおさめる
ための鉄則です。