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2014年9月17日 (水)

東海地方の二つの伝説

「食べない・うなぎ」、「作らないきゅり・かっぱ」
 の二つの伝説をご紹介いたします。

 たまたま時同じくして、東海地方の話題が重なったからです。


「作らないきゅうり」は、三重県熊野地方タイラ村のカッパ伝説から。


 三重県熊野市飛鳥町の「くらもと」(熊野市飛鳥町小坂・平集落の大又川沿い)という地域に伝わる河童伝説。くらもとでは、河童は「ガロボシ」と呼ばれました。

 くらもとにはガロボシが出没した。ガロボシは里人や牛を川のなかに引き込んで溺死させたりするので恐れられた。

 ある年、庄屋の牛がくらもとの川原でガロボシに引き込まれているところを、平の人々が見つけてガロボシを捕らえた。
   ガロボシは「二度と悪さはしないので逃がしてくれ」と命乞いをするので、里人たちは「お前の好きなキュウリをこれからは作らないことにするから、お前も二度とこの里には出てくるな」と言い聞かせて川に放してやった。

 ガロボシは川の中程まで行くと里人の方を振り返り「忘れた頃にまた来るかもしれんぞ」と捨て台詞を残して水中に消えていった。後日、庄屋は二度とガロボシがこの里に出てこないように、経文をくらもとの川原に埋めたと伝わる。

 これ以降、平の人々はガロボシとの約束を守って誰一人キュウリを作らなかった。

 時が流れ、昭和55年(1980年)の秋、平に熊野市農協との契約栽培でキュウリを作る話が舞い込んだ。平の人々は何度も集まり相談し、ガロボシとの約束を破って、翌56年(1981年)の春からキュウリ栽培を始めることにした。

 ガロボシは平の人々に災いをなすことなく、人々は感謝し、川の石で「カッパ之碑」を建てた

ここまでは、最近のお話。ですが・・・・
 この平ら地区の中にでただ一人。農家さんでありながら、
今でもなお、キュウリ栽培をしない方がただお一人見えます。
 その方は、自分一人だけでも伝説を守る者が居るから、
村の皆さんが安心して栽培できるのだと。。。
 今日のテレビに出演してみえました。(70代男性)


********

「食べない。ウナギ」伝説。
岐阜県郡上市美並村粥川(かゆかわ)地区。の
 うなぎを食べてはいけない伝説です。

「昔瓢ヶ岳には鬼が住んでおり、
 たびたび粥川の里に下りてきて人々を悩ませていた。

そこで、御門の命により、藤原高光が鬼退治をすることになったが、
鬼は変幻自在に行方をくらまし、見つけ出せないので高光は困り果てていた。

すると目の前に一匹のうなぎが現れ道案内をするかのように前を行くのであとを追うと、ついに高光は鬼を見つけだすことができ、持っていた弓矢で見事退治することができた。

その後高光は弓を宮に納め、矢を滝に納めたので、
 その滝を「矢納ヶ淵」というようになった。」

つまり、粥川の人々は自分たちを悩ませていた鬼を退治する手伝いをしたうなぎを神の使いとして崇め、以後食べることを禁止したというのです。

また、人々がうなぎを大切にしていたこともあってか、昭和の半ばまでは粥川にはうなぎが大量に生息し、
大正13年には「うなぎの群生地」として国の天然記念物にも指定されています。


此処の美並村はとてもきれいな川で、
 鮎を食べに行った所でも有ります。
  オオサンショウも見れますよ。こんな綺麗な川に採れるウナギ。
   美味しいに決まっとる。。。なのに??
何時も土用丑の頃には、このニュースが出て来る粥川村。

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コメント

ほう、かっぱ伝説っていろいろあるんですね・・
伝説を忠実に守って下さった方のお蔭で村が安心して栽培できるのだと・・・
伝説を大切にされるところには恵み有り・・・貴重なお話ですね
御鬼退治に一役かってくれた鰻への感謝を込めて鰻を食べない伝説も面白い・・
美しい自然豊かな土地ならではのお話ですね、、どんどはれ

~~マイペースさん~~
伝説話を、2件も読んで戴いて有り難うございました。
現実には有りもしない、カッパや鬼や・・・
そんなお話は推理小説より好きなんだなぁー。
秋の夜長。読書の秋。難しい本は活字は追えても、
中身が頭に入らなくなりました。(老化が一歩一歩進んできました)
  ごきげんよう。 お休みなさいませ。

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